2025年2月22日(土) 第2回 新島旧邸における八重茶会が開催されました

【概要】

小雪がちらつく朝、庭の梅が赤く膨らみ始める様は、厳しい寒さをものともせず、冬の静けさの中に確かな力を宿すかのようでした。そんな中、同志社人60名が集い、伝統と交流の場として名高い八重さんゆかりの茶室でお茶会が開催されました。参加者たちは、歴史を感じさせる茶室の雅な空気に包まれながら、温かいお茶と共に心豊かなひとときを過ごしました。寒さを忘れさせるこの集いは、季節の移ろいと共に、新たな出会いや絆が生まれる特別な機会となりました。

【八重さんがつなぐ福島と同志社の絆】

本茶会の開催に際して、ふくしまサクラモリプロジェクト様より桜の盆栽をお贈りいただきました。その盆栽は、蕾がほのかに膨らみ、淡いピンク色をたたえており、春の訪れをそっと感じさせる姿でした。床の間に飾られたその一角は、冬の余韻を残しつつも、間もなく春の息吹が満ちることを予感させ、参加者一人ひとりの心に静かな感動をもたらしました。

【参加者の感想】

同志社大学文学部2022年卒(左)
茶道経験の有無や年齢に関わらず、茶席の中で同じ時間を過ごすことで同志社の繋がりを再確認できる素敵なひとときでした。また、普段はなかなか入ることができない旧邸の中も案内していただき貴重な機会となりました。

同志社大学経済学部2022卒(中央)
初めて新島旧邸を訪れ、歴史の息吹を感じる素晴らしい体験でした。八重さんが過ごした座敷で、貴重なお道具を拝見でき、とても感慨深かったです。

同志社大学文学部2022卒(右)
今回のお茶会がきっかけで、卒業してから久しく会っていなかった旧友に会うことができました。小雪がちらつく寒さ厳しい日でしたが、学生さんからのおもてなしを感じる温かな席で、素敵な時間を過ごすことができました。

【同志社大学茶道部】

本茶会は、同志社大学茶道部89代幹事長 国正葵(前列中央)を筆頭に開催されました。

以上