ご挨拶
記念ロゴとコンセプトGreetings
Commemorative logo and Concept
ご挨拶
2025年に同志社は創立150周年の節目を迎えます。
これを記念するために様々な事業を展開することを決定しました。創立150周年事業は三つの大きな意義を持ちます。
一つ目は、150年にわたって積み重ねられてきた歴史を正確に把握し、後世に伝えること。
二つ目は、建学の精神、教育の理念を念頭に、同志社教育の現況を過去に照らし合わせて検証すること。
そして、三つ目はかつて勝海舟に問われた新島が「同志社教育の理想の実現には200年の歳月が必要」と答えているように、同志社教育理想の実現とされる創立200周年(2075年)に向けて、創立150周年を機に学生・生徒・児童・園児、卒業生、教職員が一丸となって新たな歩みを強力に進めることです。
過去・現在・未来を視野に入れた記念事業は、同志社に繋がる多くの関係者、同志社を取り巻く地域社会、国内外のコミュニティ全般をも対象とし、同志社の真価を広く強く発信する好機とすべく取り組む所存です。
また記念事業の実施により、同志社に関心を持つ方だけでなく、同志社の未来建設に主体的に寄与する理解者をひとりでも多く得たいと願っています。
新島の意志を受け継ぎ、2025年11月29日に同志社創立150周年を迎えるにあたって、
同志社創立150周年記念事業を通じて14の学校の連携をより深めることで、
同志社の更なる飛躍を目指したく、皆様のお力添えを賜りたく存じます。
記念ロゴとコンセプト
「150」の数字は、同志社で最も古い大学今出川キャンパスのチャペル(重要文化財)を飾るステンドグラスをモチーフに、幼稚園から大学まで同志社を構成する14の学校が連携する調和と一体感を表すために、14個のピースで組み合わせました。
ステンドグラスは、創立150周年の歴史と伝統から育まれた多様性の象徴、さらに未来の同志社を照らす光が差し込む窓でもあります。
スクールカラーのパープルと共に並ぶブルーは、創立者・新島襄が自由を求めて乗り出した海の色であり、国際感覚豊かな人物の育成という理念を表現しています。