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同志社女子部創立150 周年記念ツアー “同志社女子部のはじまり”を訪ねて

 同志社女子部の始まりは同志社英学校創立1年後の1876年で、2026年は創立150周年記念の年となります。今回、同志社創立150周年記念事業の一環として、“同志社女子部のはじまり“を訪ねるアメリカ西海岸ツアーを実施いたします。
 ツアーで訪ねる主たる目的地は、サンディエゴ(3泊)とクレアモント(2泊)です。サンディエゴでは、スタークウェザー(※)墓碑の前で記念礼拝とパイオニア・オーション・ヴュー教会での交歓会、ラホヤ・オールドタウンの1日観光を予定しています。またクレアモントでは、ピルグリム・プレースを訪問し同志社ゆかりの宣教師に関係する場所を見学、そして最終日はデントンゆかりの地パサデナを経てロサンジェルス観光に向かいます(滞米中の移動は全て貸切バス)。
 西海岸の諸州は女子部の教育に貢献したスタークウェザー、デントン、クラップ宣教師らを支援した「太平洋ウーマンズ・ボード」(アメリカン・ボードの女性団体)の本拠地でした。長年にわたり献金を集めキリスト教海外伝道のために奉仕した女性たちのおかげで、女子部最初のレンガの校舎静和館が建ち、同志社のキリスト教女子教育が京都の地に根付きました。彼女たちの働きに感謝しつつ旅を続けたいと思います。この記念すべきイベントに皆さまのご参加をお待ちしています。
※ A.J.スタークウェザー(1849-1921):中西部のイリノイ州出身。アメリカン・ボードが京都に派遣した最初の女性宣教師。太平洋ウーマンズ・ボードの支援を受けて来日。1876年J.D.デイヴィス邸(旧柳原邸)において同志社女子部のはじまりとなる女子塾を開設した。京都は千年以上続く古都でキリスト教女子教育に対する抵抗も強かったが、J.D.デイヴィスや新島夫妻に助けられながら、女学校の創設に力を尽した。

日程:2026年 8月 17日 ( 月) ~ 23 日(日) 5 泊7 日

経路:サンディエゴ→クレアモント