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創立150周年記念講演会in 会津若松 当日の様子

 2025年9月21日(日)、会津若松市文化センターにおいて、会津まつりの協賛を得て「創立150周年記念講演会」を開催しました。講師には、学校法人梅花学園学園長であり、前同志社女子大学 学長の小﨑眞氏をお迎えしました。テーマは「目に見えない賜物に誘われて 〜新島八重と井深八重から引き継ぐもの〜」でした。
 講演では、会津まつりの精神と同志社創立150周年の歩みに通じる姿勢が紹介されました。その後、戊辰戦争で活躍し看護の道を歩んだ新島八重、ハンセン病 患者の看護に生涯を捧げた井深八重、二人の生涯や信仰に基づく行動が具体的な エピソードとともに語られました。
 さらに、小﨑氏は、南北戦争の「サザン・ホスピタリティー(敗者の精神):猿谷要)」を紹介され、多死社会における会津魂の意義(真の優しさ)を語られました。そして「自分と異なる人に、勇気をもって立ち向かおう」という呼びかけに、参加者は深く共感していました。
 講演終了後には、新島八重顕彰会から講師へ花束が贈呈され、和やかな雰囲気の中で閉会となりました。創立150周年という節目に、多くの方と共に学び、考えを深めることのできた貴重なひとときとなりました。