同志社未来創造プロジェクトメンバーが自主勉強会を行いました
同志社未来創造プロジェクトは、創立150周年記念事業を行うにあたり、様々な企画を練り実行するためのチームで、メンバーは同志社各学校の教職員16名から成っています。皆さん、自主的に手を挙げて参加をされていますので、とても熱心に取り組んでいただいています。
7/23(土)には、プロジェクトメンバーによる自主勉強会を行い、元同志社大学神学部教授の本井康博先生から同志社の良心教育について講義を行っていただきました。本井先生からは日本が第2次世界大戦に直面し、同志社のキリスト教主義教育に対して圧力を強めるなかで、「キリスト教」に代えて「良心」という言葉を使用するようになった経緯や前総長の大谷實先生による「良心教育ブランド宣言」などについて話をいただきました。大谷先生の著書『同志社総長「思い」を語る』(成文堂、2016年)の中で「同志社の同志社たるゆえんのものは、良心教育であり、同志社ブランドだと考えています」と述べられ、今も続いている良心教育に関するシンポジウムを始められたことなどの紹介もありました。講義の後には質疑応答を行い、とても有意義な時間を過ごすことができました。
同志社未来創造プロジェクトでは同志社創立150周年に向けて、改めて良心教育について考えてみたいと思っています。
また、勉強会に先立ち、業者の方の協力を得てVRのデモンストレーションを体験しました。ニュースなどで頻繁に聞くようになったVRですが、実際に体験してみると本当にその場にいるような臨場感に驚きました。この技術がどのように社会に活かされるようになるのか、今後が楽しみです。現在、150周年記念事業の一環で、大学理工学部の大久保雅史教授がVRによる同志社キャンパスツアーを制作されていますので、乞うご期待ください。
【同志社未来創造プロジェクトメンバーリスト】
